第213章 本当に役立たずだ

賑やかな喧騒の中、食事会はようやくお開きの時間を迎えた。

一条昴は結局、度を越して飲み過ぎたらしい。もはや泥酔状態で、足元すらおぼつかない有様だ。隣にいた北畑修が無言のまま昴の腕を己の肩に回し、ほとんど担ぎ上げるようにして個室から連れ出した。その動作は手慣れたもので、ふらつく昴を沈着かつスムーズに車へと押し込む。

一条星夜と橘凛が、その後に続いた。

北畑修がいとも容易く一条昴を介抱する様子と、従弟の情けない酩酊ぶりを見やり、一条星夜は眉間の皺を深くした。その声には、呆れと微かな苛立ちが滲む。

「スバルの奴、全くなってないな。あれだけの量で潰れるとは」

星夜はさらに続ける。

「これ...

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